メタボリック症候群が心配な方へ

 メタボリック症候群は、内蔵肥満がもとでインスリンホルモンが十分に働かなくなり、糖代謝や、脂質代謝に悪影響を及ぼし、動脈硬化をおこす病態です。
 動脈硬化をおこすと、心筋梗塞や脳梗塞等の合併症を引き起こし、命にかかわる事態や、重篤な後遺症を残す事態になる可能性が出てきます。
 本書では、身体計測の方法や、内臓肥満の測定法、メタボリック症候群の考え方と問題点についてわかりやすく解説しています。別項目にある、糖尿病、脂質異常、尿酸値の異常、高血圧症の説明を読むと、更に理解は深まります。